2014-03-06

looping around the forest i thought i remembered - hakobune (constellation tatsu)

今年もしー辰こと最強レーベルconstellation tatsuよりhakobuneさまの作品がリリースされました。3本バッチのうちのひとつ、そしておまけにスペシャルな蜂蜜も付いてました(ヴィーガンなので蜂蜜はへいわまちカフェさんにプレゼント、とてもおいしいそうです)

タイトルは「記憶していたはずの森をさまようこと」です。すべてが5分、タイトルはすべて木の名前。

例えば葉が重なり合って出来る影、木々の隙間から見える曇った太陽の光、どこまで続いているのか分からない空間で聞こえる自分の息遣い、自分にしか見えない繊細な感覚を、引き伸ばしてふわりと浮かび上がらせる、そんな音が5分という中に詰め込まれています。

ゆっくりと薄い黄土色や深い緑が濃淡を変えながら漂っていくギターの深いドローンは、自分自身と周りにある対象物とのコントラストを示しているような、「自分の周りに広がっている景色」というものをはっきりと意識した時に感じる気持ちを表しているように、私は聴こえます。



どれもhakobuneさんの作品は素敵なんですが、音の中に詰まっている世界観ってそれぞれ違っていて、だからすごく好きです。

0 件のコメント:

コメントを投稿