2013-04-02

sunk series batch 06-08 (sunk series)


Jimmy Billingham主催のsunk seriesの新しいbatchが届きました!

ここのレーベルから届くものっていい匂いがします、保健室の消毒液みたいな、届いたらまず先にくんくんします。それとアートワークがとても素敵。(Jennifer Crouchさんという方のお仕事みたい)

前回のバッチもすごくよかったし、今回も好きなアーティストが参加しているし数も少ないしで、イギリスよりお届けしてもらいました。Jimmyさん今回もありがとうございます。

写真左より、Innercityさま・Tidalさまのスプリット Innercityさまはお部屋に球体の宇宙基地がゆっくりと旋回していくような近未来なシンセが鳴り響く中、その宇宙基地から男性女性のボイスが重なり、どんどんと宇宙の奥へと進んでいく。ミニマルな疾走感がまっすぐに上昇していきます。Tidalさまのは、夜空に星座の羽衣がどこまでも広がっていくのを、自然の中で見つめているような、スケール感があるアンビエントでドローン。後半の教会音楽のようなコーラスが重なっていくところのホーリーな空気で地上に戻ってくる。Tidalさまならではの幻想的な音と大地がつながっている感じで、やっぱりこの人の作品は大好きだなと思います。


真ん中はGlass Smokeさまの"Noctilucent" どういう方なのかわからない(調べてみたけどつかめなかった・・・)これだけ25部と極端に少ないリリースでした。A面は女性の色っぽいボイスがアクセントになっている白昼夢なアンビエント。うすいピンク色の雲に乗ってふわふわとまどろんでいるような。対してB面は、シンセの音が夜の光をまとっていて、それが揺らぎながら展開していきます(この展開の仕方がだいすきなprogressive houseに共通してるような、してないような、キックがないのにブレイクがある) そしてオーバーヒートして黒焦げになって、終わります。B面が特に好きです。


右のは2本組で、Digital Nativesさま・Journey of Mindさま(Jimmyさんです)/Xiphiidaeさま・Venn Rainさま(こちらもJimmyさんです)のスプスプリット。Digital Nativesさまのんは、あら?キャバレーに迷い込んだ?と思うようなベルベットなアーバンでエロチカな感じ。思わず、え!と声が出てしまう。Journey of Mindさまのは、霧が立ち込める無人のコンクリートジャングルに佇んで、遠くから聴こえる音楽に耳をすませている、じっとりとした灰色なシンセとドローン。Xiphiidaeさま(この方も知らない人) は、サイレント映画の音楽のような趣からパーカッションがパタパタしているような展開へと。Venn Rainさまは、ニューウェーブみたいな暗さにプリミティブな音が混じっていたりで、今までの作品にはなかったダークさが聴こえてきます。


今回のバッチも素敵でした◎

dirty dirtさんも封筒の匂いくんくんしながら聴いていらっしゃるということで、部屋にひとりぽつんですが、とても嬉しいのです☆


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