2012-08-09

Underneath the Stars - Good Weather For An Airstrike



Hibernate RecordingsからリリースされたUKのTom Honeyによるソロプロジェクトのアルバム。

たまたまtumblrでこの音源のポストを見つけて、bandcampで買おうかな~って思ってたら200枚限定CDって書かれてるではないですか。即GETです。光でとばしまくったアートワーク最高。

初めて聴いた時に浮かんだのは、海の底(水深は割と浅めの4~5mぐらい)に沈みながら、水面のキラキラした太陽の光を眺めているような、白が多めの水色。そして海底に沈みながら水の冷たさを感じながら、太陽のあたたかさを思い出すような感覚。繊細な音が紡がれて、白昼夢というより液体の触感を伴うトリップ感が広がっています。

ふわふわアンビエント?な感触もありつつ、ストリングスやギターの音で実感が伴うエモーショナルな波もあり。

すごーくわかりやすく表現すると、sigur rosの光に包まれた部分やHeliosのキラキラしているとこの静かな部分 が好きな人には、おやすみ音楽にもってこい ではないでしょうか。しかし私は、夏のくそ暑い日中にジリジリ照らす太陽を遮断しつつセミの声にゲロ吐きそうになりながら、こういう音を聴くのもまた いとおかし な感じでオススメです。

アルバムの最後まで聴くと、水の中で冷たく死んでゆくような気持ちです。それはドローンでは味わえない感覚で、エレクトロニカ?では生まれ得ない気持ち。

久しぶりにこういう音でじっくりと耳を澄ませる時間を持てました。


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