2010-07-06

wimbledon2010 観戦日誌 #13&まとめ



Rafael Nadal v Tomas Berdych

ナダルが2年ぶり2度目の優勝でウィンブルドンが終わりました。

初めてのGS決勝進出に緊張したのか、ベルディッチはサービスの確率をなかなか上げられないまま苦しんで、終わってみればストレート負け。最終セットはメンタルの乱れも少し見られた。フェデラーをジョコビッチを倒しての決勝進出、もっと肉薄してほしかったんだけど・・・(正直、SFのマレー君との試合の方が見ごたえがある面白い試合だと思った) でも彼にとって本当に充実した大会でした。ランキングも一気に8位に!

ナダルは、大会前半は苦しんだ場面もあったけど、どんどん充実して本当に強かった。回り込んで打つフォア(クレーの癖?)はオープンスペースを作ってしまい、球速の速い芝では不利になるのかと思ったら、驚異的なフットワークを持つナダルにはそれがあまりウィークポイントになっていない、というのがびっくり。色んなショットを織り交ぜて、自分からたくさんの勝負を仕掛けることができるようになったのも、ナダルが芝でも強くなった理由のひとつ。と解説の福井氏が言ってました。決勝でベルディッチの1stがよくなかったのは、ラリーに強いナダルにとって圧勝できた大きな要因です。去年は本当に悔しい思いをしたから、再びの優勝はとっても嬉しい。ラファおめでとう!

そして不安なのがフェデラー・・・ QFで負けた後に「背中を痛めていた」とか他の選手を少しバカにしたような発言をしていたけど、そんなのは負け犬の遠吠え、言っちゃいけない!負けてもしっかり相手を褒め称える、それでこそトップの選手というもの。今のフェデラーのテニスは、何かが崩れ落ちてきている。ランキング3位を維持することさえ難しいように思う。USオープンまで、どのように立て直していくのか、注目したいです。

さて、ウィンブルドンが終わったのは寂しいけど、デ杯があるし、ツアーは続く。時間の余裕がある時はしっかり観戦しなきゃ。

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