2010-07-03

wimbledon2010 観戦日誌 #11

Rafael Nadal v Andy Murray

私はWBのマレー君をずっと見ていて、ナダルは決して勝てない相手ではないと思っていました。どの試合も充実していたし、本当にフレッド・ペリーになれると思っていた。ただチャンスは少ないだろうから、ミスさえなければ我慢していけば、勝つポイントはある。信じて全力で応援していたけど、力及ばず。マレー君のテニスは本当に素晴らしかった。それよりナダルが強かった。

ナダルの強烈なフォアと抜群のフットワークは、サービスでもラリーでもじわじわプレッシャーとなり、ショットの範囲が狭まる。ウィナーを取ろうとしてもミスる。エースを次々と入れても最終セットは1stに苦しみました。何度もブレイクされる場面はあったのに、しのいでキープするナダルの強さもプレッシャーになる。3セットでようやくブレイクできたのに、7ゲームでブレイクバックされた場面でマレー君は勝利から遠ざかってしまった。あのネットにかけたミスは致命的。

でもマレー君はたくさんのプレッシャーの中で潰れず、本当に最後まで全力で攻めた。以前はメンタルに波があってミスからイライラ自滅をすることもあったけど、強さに芯が備わってきた。GS取れるまであと少しとみた!

あー、ナダルが勝ったのはもちろん嬉しいけど、マレー君があと少しのところで優勝を逃したのは残念ショック。いい試合だった。見てただけなのに疲れました。

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