2010-06-12

優勝おめでとう、おかえり、ラファ!



波乱もあったフレンチ・オープンはもう1週間前に終わり、息つく暇もないままウィンブルドンへむけて、グラス(芝)のシーズンに。クイーンズやハレの大会でトップ選手が戦っている。毎週、世界のどこかで試合があるってのは想像以上に大変そう。と考えると、改めて杉山さんのすごさを痛感。

さて、フェデラーが負けるという波乱はあったけど、ナダルの優勝は予想通りの結果。だけど、世界中のテニスファンが胸熱くする優勝でした。ベンチで号泣するシーンを見て、私もドボドボ泣いた。去年の辛かった時期を乗り越えて、太陽の力を味方につけて(ちょっと曇ってたけど、そっちの方がベストだったかもっていうのは本人談)、赤土の上をいっぱいに走ってボールを拾う姿は、はっきりとクレーの王者復活を見せつけた。そして、この優勝でランキング1位へ。いよいよフェデラー絶対王者時代から、本格的にフェデラー・ナダルの2強時代へと、流れは変わった。(もっと前からそうなんだけど、フェデラーがとにかく絶対!というのは終わったかな、と)

いちばんグッときたのは、第2セットの第2ゲーム、ソーデリンにブレイクポイントを握られながら信じられないようなコートカバーリングで、ウィナーとなるようなショットをリターンし、ゲームをキープしたところ。大きくガッツポーズ!あそこは重要なポイントだった。その後の試合を戦うモチベーションにお互い、大きく作用するポイントだったはず。ソーデリンにとっては、ギリギリのゾーンに攻めまくっているのに、返されちゃうのはキツかったのでは。

6月の終わりにはウィンブルドンが始まっている。決勝はもちろん、フェデラー対ナダルが見たい!

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