2010-05-31

wish you were here

今日は大好きな友人の命日。

5年前の深夜にその知らせを受けた時のことは今でも鮮明に浮かびます。あまりに突然のことだったから、取り乱して泣き続ける私に、電話をくれた友達は自分だって辛いのにそれを我慢して「もう、帰ってこないんだから何を言ってもどうにもならない」と言った。それから、しばらくは本当に辛くて辛くて、泣いてばっかり、事実を受け止めるまで時間がかかった。

ある時、The Mars Volta のインタビューを読んでいて、セドリックが「次へ進むのが難しくなったりするけど、先に進まないと意味がない」と発言していて、ハッとした。(バンド初期の頃、メンバーのジェレミーがODで亡くなった) どうやって、私は友人の死を受け止めて、どうやって、私の中に彼を生き続けさせることができるだろう。そこから少しずつ、自分の中で組み立てて受け入れようとしてきた。

数ヶ月前、酔っ払ってウトウト眠りに落ちる瞬間、頭の中で友人に話しかけました。今まで伝えたくても、天国に届いていないと感じていたこと、辛いけど彼の気持ちがわかること、今でも大好きだよ、私の思い込みかもしれないけど、黙って返事をしてくれた感触があり、涙が止まらなかった。

くるりの「world's end super nova」に、『僕はここにいる 心は消さない』というフレーズがある。それを歌う度にいつも、友人のことを思い出します。

今年、私は25歳になり、友人が亡くなった歳と同じになる。

私の時はまだしばらくは続く、それが辛い瞬間はたくさんあるけど、前に前に進まなければ。

0 件のコメント:

コメントを投稿